公文式は『働く姿勢』に通じる力を育てる全5回の②
前回から公文式が育む力についてシリーズでお伝えしています。『公文式を導入している中学校』と、『公文式や他の民間教育を導入していない中学校』を対象とした研究では、学校の授業内容の習熟度を測る『学校習熟度』のテストで、中1の入学時点では公文式を導入していない中学校の方が高かった得点も、中2・中3と上がるにつれて、公文式を導入している中学校のほうが上回るようになりました。『学習習熟度』の他にも、『処理力』『思考力』『修正力』という3つの能力において、伸びを示す結果が出たのです。そしてそれらの力は将来、子どもが大きくなった時に『働く姿勢』にも通じると共同研究者から評価されました。今回からこの3つの能力を1つずつ解説します。
1つ目の『処理力』とは、作業できる量とスピード、一定期間継続して作業ができるようになる力のことで、公文式の学習を通じてこれらが向上することがわかりました。共同研究者によると、この『処理力』とは、『多くの作業を集中して着実に処理する姿勢』につながり、それは、将来仕事を遂行する場面で、仕事に対する『熱心さ』や『仕事への情熱』などにもつながっていくとのことです。
次回は2つ目の『思考力』についてお伝えします。
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