言葉が行動をつくる


  私たちが頭の中で考えごとをするときは、言葉を使います。したがって、言葉が思考になり、思考が行動になり、行動が習慣となっていくわけです。

  子どもたちがこれからしたいこと、将来なりたいことを考え、実行に一歩一歩進んでいくのには、言葉が必要なのですね。

  そして、たくさんの言葉の種類(語彙)をもっていることで、人が言うことへの理解が深まり、人から学び、自分のものにできる可能性も高くなっていきます。

  毎年10月27日から11月9日、文化の日を中心にした2週間は読書週間です。読書を通じて、様々な世界、時代、できごと、人を理解し、言葉を自分のものにしていくことができたらいいですね。

  さらに公文式の国語教材では、もしかしたら、自分では手に取らないようなたくさんの世界と接します。本の中で、たくさんの知識を得て、様々な未知との出合いによって、より豊かに感じ、より深く考えられる人になってほしいと願っています