子どもを伸ばす「ほめ方」を考える

 夏休みが始まりましたね。お子様は充実した夏休みを過ごしておられますでしょうか。

 お子様と一緒にいる時間が長くなるこの時期、あらためてお子様を「ほめる」ことについて考えてみられませんか?ここで、日本アドラー心理学会公認心理療法士、星一郎さんのおすすめほめ言葉をご紹介します。


 ☆人格ではなく、行動をほめる☆

 「いい子だね」→「いいことをしたね」、「やさしいね」→「お友だちにやさしくできたね」


☆結果よりも、努力(プロセス)をほめる☆

「試合に勝って、えらいね」→「思い切って向かっていけたね」


☆他人と比較せず、その子の成長をほめる☆

「〇〇ちゃんより△△がうまいじゃない」→「去年よりずいぶん上手になったね」


☆YOUメッセージではなく、Ⅰメッセージで話す、自分の気持ちを言う☆

「成績が上がったね。やればできるじゃない。」→「あなたががんばってるの、お母さんうれしいな。」


 いかがでしょう。お子様にかけるほめ言葉を工夫して、お子様の反応を楽しみながら、お母さまの「ほめスキル」を上げていきましょう。