学習習慣は学力を高める①


  スポーツ選手が試合までに過ごす時間を正しく決め、心身ともに本番にベストな状態にもっていく『ルーティーン』が注目されて久しくなりました。この『ルーティーン』は子どもたちの学力とも無縁ではないようです。

  『早寝早起き朝ごはん』と言われるような基本的な生活習慣と、子どもの学力には相関関係があり、基本的な生活習慣は学習習慣とも関係しているといわれています。規則正しい生活を送ることは、学力を高めていくことにもつながるのですね。

  公文式教室からも、入会して間もないご家庭には、公文式の宿題に取り組む時間帯『くもんタイム』をおすすめすることがあります。『学校から帰ってすぐ』『夕食前』『夕食後』『見たいテレビ番組の前』『寝る前』『朝、起きてすぐ』『朝食後』など、時間帯はもちろん、それぞれのご家庭によって構いません。『くもんタイム』が習慣になると、子どもは自分から学習を取り組みやすくなるようですよ。学年の変わり目を前に、一度親子で話し合ってみるのもいいかもしれませんね。(次号に続きます)

※参考文献:公文公教育研究所編『公文式がわかる』くもん出版  2009年